INTERVIEW
世界大会も今年で3回目。今回も参加させて頂けて光栄です。海外の方達にも、日本のキャラクターや造形のすばらしさを伝えたいです。日本の文化を伝える手段の1つにでもなれればなと思います。
そして・・・世界を獲る!
美術大学に在学中に、たまたま、フリーの原型師の方(澤田啓介氏)に出会い、そこで原型師という仕事を知りました。デザイン科にて、勉強で頭でっかちになった自分に、造ったモノで四の五の言わせず、「かっこいい!」と言わせた師匠の造型に惚れました。
卒業後、その方に師事。そこで師匠に技術的なものから造型の考え方まで学びました。それが今の自分の仕事の全てだと思っています。それで原型師になったというかなれたんですかね。
選択された作品についてどのような想いがありますか?
とても好きな作品です。
一人の絶対的強さだけでなく、一味/仲間/チームで勝つ!という物語が好きです。一味みんなに適材適所の強みがあって、場面ごとにそいつを信頼してまかせる!
自分の所属する「ZERO STUDIO」もそんなチームにすべく、自分も日々精進ですよ。
今回は選べるキャラも少ない中での選考だったのですが、今まで既にいろいろなキャラを作らせて頂いているので、もう・・・満を持しての「エース」です!!「エース」を選ぶなんて、自分でもハードルを上げまくってることはわかってるんですが、もう「エース」しかないですね。もちろん決定版の「エース」を狙います。「ワノ国」で「お玉」と別れる時の「エース」を参考に、去り行く「エース」にしました。
しかもこの「エース」のメインアングルは「後姿」!!!「愛してくれて・・・・・・・・・ありがとう!!!」
ですね。
今回のご自身の作品において注目して欲しい部分はどこになりますか?
立体ならではの説得力やディティールの造り込みはもちろんなんですが、「エース」は今までにたくさんかっこいい立体が出ています。
「エース」ってすごい難しいなと思っています。多くのファンの皆さんの共通する「かっこいい!!」というイメージを立体化できればなと思っています。そこに注目して欲しいです。
『ワンピース』に関しては韓国のゴラエッシさんも含め、皆さん大会経験者で、知っている方ばかりです。しかもかなりの強者ばかり・・・
特に日本の二人は、過去の大会でもあたりたくないメンバー上位なので、正直しんどいです・・・。
まあ、この三人に揉まれたら、自分ももっと上手くなれるはずなので、四人で切磋琢磨できたら楽しそうですね。
自分のファン?がいるかは疑問ですが、造形王ファンの方々へ
世界大会は早くも3回目、バンプレストフィギュアコロシアムとしてはちょうど10年になるらしいです。
10年とは長いですね。一緒に盛り上げてくれている方々にはほんと感謝ですね。
今回も一緒に楽しみましょう!最高にかっこいい「エース」を造ります!
「造形王におれはなる!!!」