INTERVIEW
記念すべき大会10周年の節目に参加させていただけて、大変嬉しいです。
造れるサイズもいままでで最大ですし、また最大限に楽しんで造りたいと思います!
中学生あたりから模型雑誌に影響されて、ガンプラから入りましたが、次第に一から好きなキャラクターを作成する原型師という職業を知り、当時のいろいろな魅力的なフィギュアを見てさらにあこがれて、少しずつ目指す気持ちが本気になっていった感じです。
選択された作品についてどのような想いがありますか?
『ワンピース』は、原型師生活がはじまってから、一番多く仕事で関わっている作品です。大会もすべて『ワンピース』で参加させていただいていますし、フィギュアとして立体に起こす方法論といいますか、姿勢といいますか、多くの試行錯誤と成長をさせていただいている思い出深い作品です。尾田先生の描くキャラクターの線は、とても追及しがいのある、懐の深い線なので、毎回製作に発見や工夫しどころが見えてきたりして、面白いです。
今回は、キャラクターの選択肢もそうなかったのですが、ゾロは、過去に一度別の特殊なアプローチで作ったことが(creator×creatorシリーズ)あったものの、もう一度作るなら、素直に原作的なラインを追うことをしてみたいなと思っていました。
自分なりに刀や顔などをより原作寄りに研究することで、また新しい発見があるのでは、という期待もありました。
主役級のキャラクターはあまりにも数が出ていて、ポーズも造りつくされているように思うので、かなり頭を悩ませて原作的な範囲で、無かったであろう感じをひねり出したつもりですが、どうでしょうか!
今回のご自身の作品において注目して欲しい部分はどこになりますか?
こう、なるべく原作に素直に向き合ってラインを追ってみましたので、立体のイラストを立体的にみるような感覚が少しでもあれば嬉しいです!
『ワンピース』の他の参加者さんは、自分以外全員優勝経験者なんですが。。。汗
間違いない実力者たちなので、また突進していって勉強させていただこうと思います!
こんなゾロ、いかがでしょうか!?いままで沢山の立体物があるキャラクターなので、
今回はここの部分、そこの部分、こんな違いがあるぞ。と楽しんでいただければ嬉しいです。
よろしくお願いします!!